ゴルフ初心者が抑えておきたいスイングの基本

ゴルフを始めたいけれど、一体何から学ぶのが上達への近道なのか気になる方も多いでしょう。

結論から言うと、ゴルフ初心者の方はスイングの基本から学ぶのが上達するうえで非常に重要なポイントです。

どのスポーツも同じですが、基本をおろそかにしては次のステップはありません。

この記事では、ゴルフ初心者のためにスイングの基本について解説していきます。

基本スイングの前にアドレスとグリップについて知っておこう

ゴルフにおいて基本のスイングを覚えるのは初心者にとって大事なことです。

ただ、基本のスイングを解説する前に知っておかなければいけないポイントが2つあります。

それがアドレス(構え)とグリップ(握り方)です。

この2つのポイントを押さえておけば、のちほど解説する基本のスイングにおいて、最大限の力を発揮できるようになります。

正しいアドレス(構え)を知り正確なスイング動作を身につけよう

正しいアドレスを知るにあたり、最初は基本的なスタンスを作ります。

足を肩幅に広げ上半身を30度ほど前傾したら、膝を軽く曲げましょう。

この状態でグリップを作り、立ち位置の調整ができれば基本のアドレスの完成です。

このときの重心は、左右均等よりは右足に体重をのせるイメージで立ちますが、体の軸のバランスが取れていることが最も大切です。

アドレス時のボールの位置は使うクラブによって変わり、クラブの番手が上がるほどボールはスタンスの中心に近くなります。

たとえば、9番アイアンであれば体の中心よりが適切なボールの位置になっています。

アドレス時のグリップを作る両手の位置は体の中心よりもやや左にもっていきます。

ここまでできたら、打つ前に自分の飛ばしたい方向と体の向きが平行になっているか確認します。

これがずれているとイメージとは違う方向にボールが飛んでいくおそれがあるため、打つ前に意識するよう心がけましょう。

ボールに上手く力が伝わるよう正しいグリップ(握り方)を覚えよう

ボールに効率よく力が伝わるかどうかはグリップにかかってきます。

そのときのシチュエーションや自分に合ったグリップを覚え、上手く使い分けましょう。

グリップにはスクエアグリップ、ストロンググリップ、ウィークグリップというようにいくつか種類が存在し、飛距離重視のグリップやコントロール重視のグリップなど適切な場面で使い分けることでスコアアップにつなげることができます。

 

初心者のうちは、ボールに効率よく力を伝えることだけを意識してグリップしましょう。

ちなみに、初心者におすすめのグリップは最もオーソドックスなスクエアグリップ(左手)とオーバーラッピンググリップ(右手)です。すべてのグリップに言えることですが、力を入れて握らないことがポイントです。

力まずに脱力状態から始めましょう。

 

また、グリップの長さを変えることで打てる球の弾道も変わってきます。

グリップを長く持つと飛距離が出るようになり、短く持つと弾道の低い球になります。

自分の打ちたい球をイメージし持ち方を変えましょう。

ただし、初心者の場合は慣れるまでコロコロ変えずにしっかりと感覚を掴んでから持つ位置を変えるようにしましょう。

ボールを遠くに正確に飛ばすための基本スイング

グリップとアドレスを理解できたところで、基本のスイングの解説に入ります。

大前提として、ゴルフにとって力みは大敵です。

ゴルフ初心者の方は力んでしまうことが多いですが、これから紹介するスイングの基本に関しても例外ではありませんので、力まずにリラックスした状態でプレーしましょう。

バックスイング

バックスイングは、アドレス状態からテイクバックするところから始まり、テイクバックが狂いなくできれば、自分のイメージしたスイングをできるようになります。

ちなみに、テイクバックとは腕を後ろに引く動作のことを指します。

あまりスピードを意識せず遅すぎず早すぎない速度でテイクバックを始め、腰の高さまでは両方の肘を曲げずにクラブを上げていき、腰の高さからトップまでは右わきを締めることを意識します。

このとき、左肘は曲げず、右肘はアドレスの位置から変わらない位置にあることを確認します。

ある程度まで上げると左肩が顎の下につくので、そこがトップの位置という認識で大丈夫です。

このとき、体重は右足に移動させておき、次の動作へのタメを作っておきます。

ダウンスイング

バックスイング状態から体の軸はまっすぐのまま、腰と左ひざをアドレスの位置に戻すように右足から左足に体重を動かすと自然にクラブを打ち下ろす形でスイングできます。

これがダウンスイングという動作で飛距離を出すための重要な動きでもあります。

腕の三角形を維持したまま手首を固定し、力まずに体の反動やクラブの重さを利用してスイングします。

打とう打とうと思っていると体が力んでしまい、きれいなスイングができなくなるので注意が必要です。

スイングの基本を押さえて脱ゴルフ初心者を目指そう

ゴルフ初心者にとって、スイングというのは最初の課題です。

スポーツ全般に言えることですが、最初の基本をおろそかにすると、一定以上の成長が難しくなります。

ここで紹介している、グリップやアドレス、スイングの基本をしっかりと覚えることが上達への一番の近道です。

体で覚えるまでは注意すべき点に気を付けつつ練習を重ね、脱初心者を目指しましょう。

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