「ゴルフが上手くなりたい」という人は多くいます。
他のスポーツと同様、短期間での劇的な上達は難しいですが、しっかりと練習することで可能です。
毎日100球打つことを自らに課して取り組む人も少なくありません。
詳細について見てみましょう。
かかる時間は概ね1時間30分!毎日するなら家族の理解も
健康増進や健康志向の高まりもあり、ゴルフに興味関心を持つ人が増えています。
若手女子ゴルファーの活躍といったことも、ゴルフ人気を後押ししているのかもしれません。
アマチュアゴルファーにとっては、一にも二にもゴルフの腕前を上げることにこだわるのではないでしょうか。
打ちっ放し練習場やコースでのプレー経験を重ねることで、少しずつ上達していくのが一般的です。
そんなアマチュアゴルファーの中には「毎日100球打つことを日課にしている」という人も少なくありません。
「毎日100球打つ」ということ自体は確かに上達に向けての有用な方法です。
個人差があることは事実ですが、100球打つのには概ね1時間30分程度の時間は必要となります。
定年退職して時間に余裕があるという人は別としても、通常のサラリーマンであれば、毎日1時間30分の時間を確保することは決して容易なことではありません。
家族の協力や理解も必要です。
配偶者や子どもがいるなら、日頃から良好な関係性を保っておくことが求められます。
「プロでもないのにゴルフばかりしている」などと不満を持たれないようにしましょう。
どうせなら真剣勝負で取り組みたい
ゴルフボールを毎日100球打つことは、上手くなるために有意義なことであることは間違いありません。
現に世界で活躍を見せるトッププロたちも、毎日の練習でかなりのスイングをこなしています。
いわば、ゴルフの基本中の基本といっても良いでしょう。
しかしながら、アマチュアゴルファーが行う際に気をつけたいのが「1球1球を集中して打つ」という点です。
ついつい「100球打つこと」が目標になってしまいがちですので、注意しなければなりません。
同じ練習でも、自己流の誤ったスイングで打つのと、正しいフォームでとらえるのとでは雲泥の差が生じます。
どうせ100球打つなら、集中して真剣勝負の100球にこだわることが重要ではないでしょうか。
100球に到達する頃にはクタクタになるかもしれませんが、上達するためだと思って続けたいものです。
時にはプロのレッスンも
「毎日100球打っているのにスコアが良くならない」などの不満を持つ人も多いのではないでしょうか。
ゴルフは他のスポーツと同様に短時間で劇的に上手くなるものではありませんが、打つ時のインパクトの仕方や体重移動、スイングスピードなどもチェックする必要があります。
先述した通り、自己流の間違った練習や見よう見まねのスイングだけでの上達は難しいと言わざるを得ません。
かえって100球打つことで、誤ったスイングが身体にしみついてしまうという弊害が生じることになるでしょう。
このような事態を回避するためにも、偶にはプロのレッスンを受講してみるのも良い方法です。
ゴルフスイングの理想は、いつも同じフォームができることです。
簡単そうに見えて実は難しいポイントであり、アマチュアゴルファーの大部分が苦手にしています。
「頭の位置を常にキープする」や「前傾角度を一定にする」などの基本ができないのが上達を妨げる要因です。
そして結果的に飛距離が伸びなかったり、思ったところにボールが飛ばなかったりなどの結果につながります。
理想はミドルアイアン
100球打つ時のクラブの選択も必要になってきます。
もちろん、それぞれのプレイヤーによっても異なりますので一概にいうことはできませんが、初めたばかりの人であればアイアンで打つ割合を増やした方が良いといわれています。
複数あるアイアンクラブの中でもミドルアイアンが理想的です。
なぜなら、当たる角度やインパクトの強さによって飛距離に大きな違いが出るため、スイングの良し悪しのチェックが可能です。
加えて、ミドルアイアンはショートアイアンやドライバーともかなり近い感触で打でますので、自然に感覚が身につきます。
ある程度のレベルに達しているプレイヤーなら、複数のクラブで打ちわける方が良いでしょう。
ミドルアイアンの他に、ウェッジやドライバーを追加するのも良いのではないでしょうか。
また、パター練習ができる環境ならパターも加えます。
それぞれのクラブの特性や役割を考えて取り組むことが重要です。
肝心なのは基本をマスターすること
ゴルフの腕前を上げるためにも、毎日100球打つということは大きな意味を持ちます。
気をつけなければならないのは、ただ漠然と打つのではなく、正しい練習を続けるということです。
「頭の位置を常にキープする」や「前傾角度を一定にする」などの基本をマスターした上で行わなければ思うような結果を得ることは難しいと言わざるを得ません。
偶にはプロのアドバイスをもらうなどの取り組みも必要です。