ゴルフ初心者が行う練習方法である打ちっぱなしについて紹介します。
打ちっぱなしを楽しむことができれば、練習により打ち込むことができ、より上達するでしょう。
打ちっぱなしの練習に行く前に
ゴルフを始める理由は様々です。
趣味としてやり始める人もいれば、人との付き合いで始める人もいます。
ゴルフ初心者でいきなりゴルフコースをまわろうという人はいません。
初心者でなかったとしても、ゴルフコースばかりをまわる人はいません。
基礎的な技術の向上のためにも打ちっぱなしの練習というものは重要です。
一人で黙々とボールを打ち続けることになる打ちっぱなしの練習に行く前に、打ちっぱなしの練習方法について知り、準備していればスムーズに練習を進めることができます。
準備すべきもの
打ちっぱなしの練習に行く前に、何を準備すべきなのかも初心者としては気になるところです。
打ちっぱなしのゴルフ練習場にも様々な種類があり、どのようなサービスがあるかも多種多様です。
用意しておくと便利なものとしては、ゴルフグルーブをあげることができます。
クラブのすっぽ抜けや手を痛めることを防ぐために使用するもので、サイズをきちんと合わせておくことが必要です。
服装は、ハイヒールや革靴でなく、動きやすい格好であれば問題ありません。
コースのようにドレスコードはないです。
このほか、ゴルフボールやゴルフクラブは練習場側で貸し出ししていることがほとんどなので、心配ありません。
どの練習場に行くか
打ちっぱなしの練習場と一口に言っても様々な種類があります。
屋外や屋内、芝生に階数など様々な観点から練習場を選ぶことができます。
屋外の練習場は、天候に左右されますが、弾道がわかりやすく気持ちよく利用することができ、屋内練習場は天候に左右されずにいつでも利用できます。
2、3階建ての練習場で、上階で練習するとどれだけ伸びたかわかりません。
上級者ほど1階を使用しますが、初心者ならば上の階で気持ちよく飛ばすことを意識しても良いです。
また、練習場の場所で選ぶ方法もあります。
付き合いのある人が懇意にしている練習場でもいいですが、職場や家から近い位置を選ぶという方法もおすすめです。
練習場の使用手順
打ちっぱなしの練習場に着いたのならば、まず受付を行います。
どのような設定になっているかは練習場ごとに異なり、コースの設定やボール数、打席などを細かく設定できるところもあるので、練習場の指示に従います。
ボールを購入して打ちっぱなしの練習を行い、規定時間、既定のボール数を過ぎたのならば片づけを行い、受付でチェックアウトして帰るという手順が一般的です。
練習方法のポイント
打ちっぱなしの練習方法にはいくつかのポイントがあります。
ただボールを長く打つだけのための練習のように感じられますが、打ちっぱなしの練習場でもコースをめぐるための様々な練習をすることが可能です。
初心者の注意点
ゴルフ初心者・打ちっぱなしの初心者は、つい最初からドライバーでフルスイングしたり、ボールを多く購入しすぎたりしてしまいます。
いきなりドライバーをフルスイングしても、気持ちよくボールに当てることができる人は少ないです。
何回も空振りすると恥ずかしいうえに、やる気もそがれます。
そのため、短いクラブで小さなスイングから始めたり、指導を受けることをおすすめします。
また、ボールの数も100球程度を目安にすることがおすすめです。
ゴルフは単調なように見えて、全身の筋肉を使うスポーツなので、あまり多く球を購入すると疲れてしまいます。
余裕があるなら追加するという形が良いです。
練習の前に
練習を始める前に気を付けるべき点はいくつかあります。
それはあらかじめ目的を定めるということです。
練習の目的を設定せずに始めてしまうと、練習の道筋を立てることができずなかなか上達しません。
効率的な練習をしたいのならば、打席もこだわります。あまり人がいない端の打席がおすすめです。
周囲の人々が騒がしいと集中できません。
また、ウォーミングアップも重要です。
体を壊さないためにも必要なことですが、関節の可動域が増えれば、それだけ練習の効果も上がります。
打つ以外の練習も
打ちっぱなしの練習場では、ボールを打つ練習だけをするように感じますが、そのほかの練習もできます。
アプローチの練習をしたり、コースを想定しつつ練習することで、より効果的な練習をすることができます。
打ちっぱなしを楽しむために
打ちっぱなしの練習場を楽しむためにはいくつかのポイントがあります。
これを守らなければ、せっかく行っても後味の悪さが残ることとなりかねません。
マナーを守る
打ちっぱなしの練習場は雑多な場所のように感じられますが、しっかりとしたルール・マナーはあります。
ゴルフが紳士・淑女のスポーツであることからも、これをしっかりと守ることが重要です。
周りに迷惑をかけないことが大前提です。
よくありがちな間違いですが、おしぼりでクラブやバッグを拭くことはマナー違反になるので注意してください。
経験者と行く
初心者の場合は、経験者と行くことをおすすめします。
ボールを打ったこともないような場合、クラブをどのように握るか、どのようにスイングするかすらわかりません。
わからないまま進めてもつまらないでしょう。
経験者と一緒に行くと楽しく進めることができます。
しかし、一人で楽しめないというわけでもありません。
練習場のスタッフが丁寧に案内してくれるほか、コースによっては指導を受けることも可能です。
平日の昼間に行く
練習場に行っても混みあっていて疲れるとなっては楽しめません。
練習場にも混みあう時間帯などがあるので、それを避けていくことがおすすめです。
平日の朝や昼間は利用する人が少なく、のびのびと楽しむことができる時間帯といえます。
また、この時間帯はボール代金が安く設定されていることが多いので、その点から見てもメリットがあります。
打ちっぱなしの練習を楽しむためには
ゴルフの練習の基礎でもある打ちっぱなしの練習方法には、様々なポイントがあります。
打ちっぱなしの練習をするための手順やマナーを知り、守っているとより楽しむことが可能です。
また、クラブの使用順序やスイングの仕方などに気を付けると、安全に取り組むことができます。
打ちっぱなしの練習は基本であるからこそ、適当にしてはいけません。
正しい練習方法を知り、楽しんでください。