ゴルフコンペで他の人に迷惑をかけずに回れるスコアとは、どれくらいが目安となるのでしょうか。
この記事では、初心者が周りに迷惑をかけないスコアや振る舞いについて解説します。
スコアが106以上は初心者扱い
ゴルフはボールをゴルフクラブで打ち、カップインするまで打数の少なさを競うスポーツです。
その打数がスコアと呼ばれ、スコアが小さいほど上級者となります。
通常は18ホール72ストロークとなり、スコア72で回れば「パープレー」となります。パープレーはプロでも至難の技で、ゴルファーの憧れのスコアと言えます。
それに対して初心者の場合は、同行者に迷惑をかけない程度のスコアが一先ずの目標となります。
一般的なイメージでは、平均スコアが85以下であれば、上級者とみなされます。
86〜105くらいが中級者となり、106以上では初心者扱いとなります。
ゴルフを始めたばかりだと、スコアが120を超えるのも珍しくありません。
プレー中の振る舞いが大事
人に迷惑をかけないスコアと確実に言えるのは、上級者と中級者の場合です。
但し、スコアで迷惑をかけなくても、振る舞いやマナーの悪さで迷惑をかけることがあります。
レベルの高いゴルファーは、初心者に対して思いやりを持つことが大事です。
たとえ同行者が大叩きしてプレーが遅れても、責めたりしないのがマナーです。
ゴルフは紳士のスポーツと称され、プレー中の振る舞いを含めて評価されるものです。
一方、初心者の場合も、プレーに気を取られてマナーを忘れる、なんてことが無いように気を付けるべきです。
スコアが振るわなくても、マナーが良ければゴルファーとして高評価が得られます。
初心者はコンペで迷惑をかける可能性がある
初心者が迷惑をかけないスコアは、ラウンドする同行者にもよります。
但し大人数のコンペの場合、中級者レベルのスコアに達していなければ、多少の迷惑を及ぼす可能性があります。
プレーの時間が長引くと、同行者や後続パーティーを待たせることになるからです。
また、ラウンド時間も限られており、長引くプレーは敬遠されがちです。
しかし、初心者がいきなり上手くなるわけではないので、プレー時間そのものに時間をかけないことが大事です。
素振りは1度に留め、素早くショットするのがポイントです。
オーバーするとボールを見失いやすいので、細かく刻むのがおすすめです。
そして、ボールを見失ったら、直ぐに紛失球にして打ち直すのがスマートな振る舞いです。
スコアが120を超えると超初心者
初心者の中でも、スコアが120を超えるようだと超初心者に分類されます。
このレベルでは、通常のコンペであれば同行者に確実に迷惑を与えます。
超初心者の場合は初心者と異なり、気持ちに余裕が無くなります。
振る舞いでのカバーが出来なくなり、簡単なマナーも守れなくなる恐れがあります。
同行者としても自分のプレーのリズムが狂わされ、スコアを落とすリスクが高くなります。
スコアの出来には、同行するパーティーのレベルが大きく影響するものです。
それ故、一人でも超初心者がいれば、パーティー全体に影響が出ると言われます。
ゴルフコンペでの迷惑とは
ゴルフコンペで迷惑になる行為は、他のプレーヤーを待たせることです。
ゴルフは一人ずつ順番に打つので、打数が多ければそれだけ打つ時間が長くなります。
ゴルフのルールでは、カップから最も遠いボールのプレーヤーが優先的に打つことになっています。
超初心者はミスショットが多いので、一人で何回も打つことになりがちです。
その間、他の同行者は待たなければなりません。
プレーヤーのレベルの差が激しいと、プレー自体が成り立たなく恐れがあります。
こうしたことから、初心者がコースに出るには少なくとも120を切る腕前が必要と言われます。
初心者の目安は100を切ること
スコアが120を切れない超初心者は、コースに出る前の練習が必要です。
自己流では短期間に上達しないので、ゴルフスクールなどでプロのアドバイスを受けるのが良いと言えます。
基本的なスキルを身につければ、後は一人でもトレーニングを積んでいけます。
初心者の当面の目標は、スコアが100を切ることだと言われます。
実際、アマチュアゴルファーの平均スコアは約99.6という結果が出ています。