ゴルフにローカルルールがある理由と定められたルールの種類

ゴルフは自己申告のスポーツと言われ、プレーヤーは公式ルールに沿ってプレーをしてスコアは自己申告で提出します。

それが紳士のスポーツと言われる所以ですが、公式ルールはJGA(日本ゴルフ協会)により定められて、どのゴルフ場でプレーする場合にも適用される共通のルールです。

さらに、ゴルフ場やコンペでは公式ルールに反しないものであれば、独自に決めたルールを追加することができます。これがローカルルールです。

では、ゴルフには公式ルールがあるにも関わらず、なぜローカルルールがあるのでしょうか。

本記事は、ゴルフにローカルルールがある理由とその種類について解説します。

ゴルフにローカルルールが追加される理由

ゴルフでローカルルールを制定するには二つの理由があります。

その一つは、ゴルフは広いエリアを使用して行うスポーツで、ゴルフ場の地形やプレー日の天候なども異なり公式ルールだけではカバーできないことがあります。

その中で、同じホールを何組もレベルが異なるプレーヤーが順次プレーして、どの組も同じスピードでプレーしなければ後方の組も遅れます。

トラブルなどが発生してプレーが遅くなりそうな時に、速やかに対処してプレーの遅れを防ぐためにゴルフ場のローカルルールが制定されています。

 

二つ目の理由は、ゴルフ場は北海道など一部のエリアを除き1年中プレーが可能なため、コース内にメンテナンスが必要なスポットが発生します。

ゴルフ場は修理地やサブグリーンの保護が目的で、それらのエリアにボールを止まった場合には無罰でピックアップして移動できる措置があります。

このように、ゴルフ場にはプレーの進行を速めることと、ゴルフ場のメンテナンスやグリーンの保護などを目的とする独自のローカルルールが定められています。

 

ローカルルールはゴルフ場だけでなく、コンペでも独自のルールを定めることができます。

コンペのルールはレベルの異なるプレーヤーが参加する場合が多く、プレーの進行を速めることとスコアを平準化することが目的です。

このルールは、公式ルールやゴルフ場のローカルルール以外にも、OKパットなどプレーの進行を速めるルールを制定する場合があります。

 

このように、ローカルルールはゴルフ場の保護と、どのプレーヤーも楽しく速やかにプレーができて、コンペではレベルの差に関係なく優勝ができるチャンスがあるように定められています。

ゴルフ場のローカルルール

ゴルフ場のローカルルールには、プレーの時間短縮とゴルフ場の保護が主な目的であることは説明しましたが、ゴルフ場によりルールが異なりますので、事前にプレーするゴルフ場のローカルルールを確認しなければなりません。

ゴルフ場のローカルルールはゴルフ場ごとに異なり、罰則がある場合や無罰の場合があり救済方法も異なります。

ここでは、ゴルフ場が定める代表的なローカルルールについて解説いたします。

罰則があるローカルルール

ゴルフの公式のルールでは、OBなどでペナルティが加味される場合には決められたルールで救済措置を受けなければなりません。

ローカルルールの中にはプレーの遅延をなくすために、1打罰則を加味して特設エリアに移動して次の1打を打てるルールなどがあります。

ここでは罰則があるローカルルールを解説します。

プレーイング4

前進4打と言われるのがこのルールです。

公式ルールでは、ティーショットでOBの場合は1打目とペナルティ1打を加味して3打目としてティーイングエリアなど元の場所からの打ち直しになりますが、ゴルフ場のローカルルールでさらに1打加味して前方の特設ティーから打てる場合があります。

暫定球を宣言してティーイングエリアから打ち直すこともできますが、コースによっては特設ティーがドライバーで届かない距離に設定されている場合がありますので、どちらで打つか確認が必要です。

特設ティーは、OBが近いホールや谷越えなどの難易度の高いホールに設置されます。キャディを携帯する場合は特設ティーの有無が分かりますが、セルフプレーの場合には設定の有無はスコアカードで確認できます。

プレーイング3

パー3のショートホールに池などのハザードがある場合に設定されている場合があります。

池にボールが入った場合公式ルール通りにプレーする場合には「1打罰で最後に横切った地点とピンを結んだ後方線上、または元の場所からドロップして打つ」と定められていますが、このルールではプレー進行の妨げになりますので指定の場所から1打目と罰則を加味して3打目として打てる場合があります。

3打目または4打目かはゴルフ場の規定により異なりますので、スコアカードやホールの標識で確認ができます。

ワンペナルティ

ワンペナと言われる罰則のルールで、ゴルフ場のペナルティエリア(小川や池など)や、本来OBではない隣のホールに打ち込んだ場合は1打罰を加えてボールが入ったと思われるところからプレーを再開することができるルールです。

プレーの遅延だけでなく、隣のホールから打たなくてもよい安全対策などでこのローカルルールが適用されます。

無罰のローカルルール

ローカルルールは罰則が付くルールだけではありません、無罰で対処できるルールもあります。

ゴルフ場は当日の天候やコースのメンテナンス、サブグリーンの保護などのためにその場からプレーを続行できない場合があります。

そのような時はゴルフ場のローカルルールに従いボールを他の位置に移動して無罰で続けることができます。

修理地での救済措置

ゴルフのコース内に修理などのためプレーができない箇所は通常青杭で囲まれています。
ボールが修理地に入った時は、修理地を避けて、グリーンに近づかない場所に移動して無罰でプレーを続行できます。

このポイントが「リファイレンスポイント」で以前はニアレスポイントと呼ばれていました。

【救済方法】
リファイレンスポイントの決定した後にグリーンに近づかない1クラブレングス以内にボールをドロップしてプレーを続行します。

サブグリーンにボールが止まった時の救済

ボールがサブグリーン上に止まった場合は、グリーン上からボールがボールを打つとグリーンを痛めるので無罰で救済措置が取られます。

【救済方法】
グリーン上のボールの位置にマークをしてボールを拾い上げます。正規のグリーンに近づかないサブグリーン外のポイントにマークをします。このポイントが正しいかを同伴競技者に確認後1クラブレングス以内にボールをドロップします。エリア外にボールが出た時は再ドロップして再びボールが出た時は着地点にプレースします。

コンペのローカルルール

ローカルルールはゴルフ場が定めるペナルティに関するルールだけではありません。

ゴルフコンペで定める独自のローカルルールもあります。

ゴルフコンペのローカルルールは、公式のルールやゴルフ場のローカルルールに反しない定めでプレーの進行を速めるためのものです。

ここでは、コンペで使用される代表的なローカルルールをご紹介します。

6インチ・プレース

2打目以降グリーンに乗るまでピンに近づかないように6インチ(約15センチ)以内にボールを移動してプレーができるルールです。

ゴルフの公式のルールでは「ボールはあるがままにして打つ」ことが基本で、ボールがグリーンに乗るまでに触れるとペナルティになりこのルールは公式ルールに反することになりますが、プレーの進行を速めるために定める場合があります。

この場合に良く言われるのは「スルーザグリーン6インチ・プレース」ですがこの意味はグリーンとティーイングエリアは除くことで、バンカーなどのハザードからもボールを移動することはできません。

OKパット

プライベートのゴルフやコンペでは、カップ近くにボールが残った場合には、同伴競技者がOKを出すことがあります。

この時のOKは「カップインしなくてもよい」の意味で一打を加えてそのホールのスコアにします。

どのくらいの距離をOKでするかは決められていませんが、多くの場合は1グリップ(約30㎝)くらいが基準になります。

 

また、アマチュアやプロの試合でもよく似たルールに「コンシード」があります。

コンシードはマッチプレーの時に使用され、OKパットのように基準になる距離はありません。そのホールで相手にスコアが追いつかない場合と、戦略的に短いパットを相手に打たせたくない場合にコンシードします。

ギブアップ

ギブアップはそのホールでOBや池ポチャなどを繰り返して、スコアがまとまらない時に「ギブアップ」を宣言してそのホールのプレーを放棄するルールです。

公式のルールではマッチプレー以外ギブアップは認められてはいませんが、プライベートゴルフやコンペではプレーの進行を速くする意味もありギブアップを適用する場合があります。

この時のスコアはそのホールのパーの3乗または2乗となり、パー4のホールではスコアは12(8)になります。

スコアのローカルルール

コンペにはオープンコンペと仲間内で開催するプライベートコンペがあります。

オープンコンペはスコアを競う競技なのでハンディキャップはありませんが、仲間内のコンペは、ゴルフのレベルが異なる人が参加して、誰でも優勝できるようにハンディキャップが設けられています。

 

参加者が固定のコンペは、これまでのスコアを参考にハンディキャップを決められますが、毎回参加者が異なるコンペは参考になるスコアがありませんので、独自の計算方法でハンディキャップを算出するルールがあります。

そのルールがぺリアと新ぺリアで、どちらも隠しホールを設定して該当するホールは独自のスコアが計算されて実際のスコア(グロススコア)から計算後のスコア(ネットスコア)の差がハンディキャップになります。

 

ここでは、プライベートコンペなどで利用される代表的なハンディキャップのルールを解説します。

ぺリア方式

ぺリア方式は、アウト・インにそれぞれ3ホールずつ隠しホールが設けられます。

基本的にはパー5からパー3までの各1ホールずつ設定します。

【ハンディキャップの計算方法】
(ハンディキャップホールグロススコア合計×2―72)=ハンディキャップ

グロススコア―ハンディキャップ=ネットスコア

ハンデキャップホールのグロススコアが30で18ホール合計のグロススコアが90の場合の計算方法

(30×2―72)×0.8=14.4 90-14.4=73.6

この場合は、ハンディキャップが14.4でネットスコアが73.6になります。

新ぺリア方式

ぺリア方式は隠しホールの数が少なく上級者が有利で、運も大きく影響するので新たに設けられたハンディキャップのルールが新ぺリアです。

新ペエリアは隠しホールがアウト・インのパー5からパー3の各2ホール、合計6ホールに設定します。

【ハンディキャップの計算方法】
(ハンディキャップホールグロススコア合計×1.5―72)=ハンディキャップ
ハンデキャップホールのグロススコアが60で18ホール合計のグロススコアが90の場合の計算方法
(60×1.5―72)×0.8=14.4 90-14.4=73.6

この場合は、ハンディキャップが14.4でネットスコアが73.6になります。

このように、仲間内のコンペなどではハンディキャップのルールが定められています。

 

ぺリア方式・新ぺリア方式のハンディキャップは事前にどのホールになるかはプレーヤーに知らされていません。

ゴルフ場ではその日のハンディキャップのホールが設定されていますので、これらのルールを活用する場合にはスタート受付に組数とハンディキャップ方式を伝えて、組ごとの代表者がプレー終了後にその組全員のスコアを提出すれば計算してもらえます。

ゴルフのローカルルールに関して

ゴルフのローカルルールについて解説しましたが、いかがでしたか。

ゴルフは上級者や初心者のレベルの差があっても、同じコースで競い合うスポーツです。

競技上の基本的なルールは公式ルールによって定められていますが、それだけではプレーの進行に影響がでます。

また、1年を通して営業するゴルフ場はゴルファーが快適にプレーするためにコースのメンテナンスも必要です。

そのためにゴルフ場が定めたのがローカルルールです。

 

さらに、プライベートコンペや仲間内のゴルフではプレーが遅延なく進行するとともに、実力の有無にかかわらず優勝のチャンスを平等に与えるためのルールが制定されました。

これらのルールの基本は「すべてのプレーヤー平等に」というゴルフの精神に基づいています。

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