東京オリンピックに出場するゴルフ選手の選考方法を紹介!

東京オリンピックに出場するゴルフ選手はそれぞれの国が指名するわけではありません。

世界から選ばれた、男女それぞれ60名の選手が出場することになっています。

では、その選手はどのように選ぶのでしょうか。

そこで今回は東京オリンピックに出場する選手の選考方法を紹介します。

オリンピックゴルフランキングを紹介!出場選手はこのランキングの順位で決まる

2020年7月24日から8月9日まで、17日間にわたって開催される東京オリンピック。

ゴルフ競技は男子が7月30日から8月2日、女子は8月5日から8日まで、場所は埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部において実施されることが決まっています。

男女とも日本人選手の活躍が期待されるゴルフ競技。

そこでまずは、気になる出場選手の選考方法からチェックしておきましょう。

代表選考基準

大会に参加する選手は男女それぞれ60名です。

男子は2020年6月22日、女子は6月29日時点において、国際ゴルフ連盟(IGF)が定める五輪ランキング(期間限定)の上位60名から選ばれます。

このランキングは世界ランキングをもとに算定されます。選考基準の詳細は以下のとおりです。

  1. IGFが定める世界ランキング上位15名には自動的に出場権が与えられる(1ヵ国最大4名まで)。
  2. 残りの45名は五輪ランキング16位以下から選出(1ヵ国最大2名まで)。
  3. 世界ランキング15位以内の選手が国内に1名いる場合、16位以下から選ばれる選手は1名のみ。
  4. 開催国の日本には男女ともに最低1つの出場枠が与えられる(ランキング最上位者が対象)。
  5. 大陸(アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニア)ごとに1名の出場枠が与えられる(ランキング最上位者が対象)。

最後まで目が離せない出場枠争い

東京オリンピックに参加するためには五輪ランキングの60位以内にランクインしていなければなりません。

ただ、この選考基準はあくまで原則です。

したがってお目当ての選手が60位以内にいたとしても、必ずオリンピックに出場してくるとは限らないのです。

なぜなら選考基準の詳細からも分かる通り、1ヵ国から出場できる選手は最大でも4名までと決まっています。

かりに1ヵ国内に五輪ランキングの1位から5位までの選手がいたとした場合、5位となった選手はたとえランキング上位者だったとしても、オリンピックの出場資格が得られないことになるからです。

このオリンピック参加資格をかけた争いは、男子が2018年7月1日から2020年6月22日まで、女子は2018年7月8日から2020年6月29日までの通算成績で決まります。

ゴルフ競技に関心のある人は、こうしたルールを踏まえつつ、ランキングがどのように推移していくのかにも注目してみましょう。

IGFの五輪ランキングを紹介!順位はホームページでも確認できます

東京オリンピックの参加資格を争う五輪ランキングの詳細はIGFのホームページでも紹介されています。

ランキングの状況は毎週月曜日に更新されているので、気になる人はIGFのホームページチェックしてみましょう。

以下では2019年9月20日現在でのランキング状況を紹介します。

男子ゴルフ五輪ランキング速報(2019年9月20日時点、1位から15位までの結果)

  1. Brooks Koepka (アメリカ)
  2. Rory McIlroy (アイルランド)
  3. Dustin Johnson (アメリカ)
  4. Justin Rose (イギリス)
  5. Justin Thomas (アメリカ)
  6. Jon Rahm (スペイン)
  7. Patrick Cantlay (アメリカ)
  8. Francesco Molinari (イタリア)
  9. Paul Casey (イギリス)
  10. Adam Scott (オーストラリア)
  11. Shane Lowry (アイルランド)
  12. Louis Oosthuizen (南アフリカ)
  13. Jason Day (オーストラリア)
  14. Hideki Matsuyama (日本)
  15. Henrik Stenson (スウェーデン)

以上が2019年9月20日時点での男子ゴルフ五輪ランキングの順位となっています。

上位15位までに4人がランクインするなど、ゴルフ王国でもあるアメリカ勢の活躍が顕著です。

また、ゴルフ発祥の地でもあるイギリスやアイルランドの選手の健闘も光っています。

いっぽう、日本からは14位に松山 英樹選手がランクインしました。

また、34位には今平 周吾選手もランクインするなど、日本人選手の奮闘ぶりも見事です。

女子ゴルフ五輪ランキング速報(2019年9月20日時点、1位から15位までの結果)

  1. Jin-Young Ko (韓国)
  2. Sung Hyun Park (韓国)
  3. Lexi Thompson (アメリカ)
  4. Jeongeun Lee6 (韓国)
  5. Brooke M. Henderson (カナダ)
  6. Minjee Lee (オーストラリア)
  7. Nasa Hataoka (日本)
  8. Ariya Jutanugarn (タイ)
  9. Inbee Park (韓国)
  10. Nelly Korda (アメリカ)
  11. Carlota Ciganda (スペイン)
  12. Hinako Shibuno (日本)
  13. Hannah Green (オーストラリア)
  14. Shanshan Feng (中国)
  15. Moriya Jutanugarn (タイ)

女子のランキングでは15位以内に4人もの選手がランクインするなど、韓国勢の活躍が目立ちます。

ランキング15位中、オーストラリアも含めたアジア勢が11名もランクインするなど、東京オリンピックはアジア勢の躍進が期待できる大会となりそうです。

日本からは7位に畑岡 奈紗選手、12位には渋野 日向子選手がランクインしました。

今後もランキングに影響する重要な大会がいくつも控えているため、日本人選手のさらなるランクアップも期待できそうです。

東京オリンピックに出場するゴルフ選手は五輪ランキングで決まる!ランキングには日本人選手の名も

東京オリンピックに出場できるゴルフ選手は全世界から選ばれた60名のみです。

選考方法は五輪ランキングで決定します。

ただ、日本には開催国枠が男女それぞれに1つあり、日本人選手の出場は確実です。

それぞれの国から出場できるのは、男女それぞれ、最大4名、原則として2名までとなっています。

このランキングには日本人選手も含まれており、出場枠を巡る熾烈な争いが続いています。

誰が出場枠を手にするのか気になる人は、IGFのホームページをチェックしましょう。

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