必要な実績や資格を知ろう!プロゴルファーになるには?

プロゴルファーになるには資格や実績が必要です。

まずは、どのような条件が必要かを知っているといいでしょう。

これから、プロゴルファーになる方法をご説明します。

プロゴルファーには2種類ある!

プロゴルファーとはゴルフに関連することで収入を得ていて、プロとしての資格を保有している人のことです。

「ツアープロ」と「ティーチングプロ」の2種類があり、それぞれ仕事内容が異なります。

ツアープロとは?

ツアープロはトーナメントプレイヤーとも言われ、ゴルフのトーナメントに出場しています。

主な収入はトーナメントの賞金で、日本や海外の試合に参加していることが特徴です。

応援してくれる企業からスポンサー料を得ている場合は、試合中のウェアやシューズなどにスポンサー広告を入れたり、CM出演をしたりもします。

ティーチングプロとは?

ティーチングプロはアマチュアの人に向けて、ゴルフを指導している人のことです。

優れたゴルフ指導のできる人が認定される資格で、書類や面接審査・実技試験・講習会などを通して取得します。

ティーチングプロの職場は、ゴルフ場が多いです。雇われている会社または受講生から指導料などをもらい生計を立てています。

プロゴルファーに関連する協会とは?

プロゴルファーになるには、協会のプロテストを受けます。

ただし、男女で担当している協会が異なり、認定基準やルールも変わるため注意が必要です。

男子のプロテストを実施しているのは「日本プロゴルフ協会」、女子は「日本女子プロゴルフ協会」が担当しています。

日本プロゴルフ協会

日本プロゴルフ協会は「PGA」とも言われ、日本における男子プロゴルフをまとめている公益法人です。

以前は日本プロゴルフ協会がツアー運営もしていましたが、1999年から「日本ゴルフツアー機構」がトーナメントなどの運営をすることになりました。

よって、日本プロゴルフ協会はプロテストや資格認定・ジュニアゴルファーの育成などを主に行っています。

認定しているのは「トーナメントプレイヤー」「ティーチングプロ」の2種類です。「ティーチングプロ」の名称は商標登録をしています。

日本女子プロゴルフ協会

日本女子プロゴルフ協会は「LPGA」とも言われ、日本における女性プロゴルフをまとめています。

アメリカの協会と区別するため、「JLPGA」と表現することが多いです。

1967年に設立され、翌年から選手権や女子オープン戦などを開始しました。
1974年に行った日本プロゴルフ協会からの独立を経て、1987年に社団法人になっています。
1988年からツアー制度が始まり、トーナメント戦や資格認定・ジュニアゴルファーの育成など、幅広く行っている協会です。

ツアープロになる方法とは?

ツアープロになりたい場合は、アマチュアの時にツアートーナメントでの優勝、プロテストの合格のどちらかが必要です。

男子の年齢は16歳以上、女子の年齢は18歳以上と決まっています。

アマチュア時代にツアートーナメントで優勝できると、プロ宣言をすることが可能です。

特にプロテストを受けていなくても、ツアープロとして認定してもらえます。

過去にも実力のある選手は、高校生や大学生でもトーナメント戦での優勝をきっかけにプロ宣言しました。

ただし、多くのプロゴルファーは、プロテスト経由でプロになっています。

男子のプロテストは「プレ予選・第一次・第二次・最終」と4段階で実施されます。

それぞれ約2日~4日の競技をしてから、成績が上位だった人のみ次に進める仕組みです。

その際、アマチュアの大会で成績を残している人、ティーチングプロの資格を持っている人、関連団体や指導者からの推薦がある人は予選が免除されることもあります。

ツアープロとして認められるのは、最終テストで上位になった50人です。

よって、毎年、約50人がプロゴルファーとして認定されています。

 

女性のプロテストでは、「4月1日時点で18歳以上」、「5年以上日本女子プロゴルフ協会に所属する2名からの推薦」の2つが必要です。

プロテストは「第一次・第二次・最終」の3段階で実施され、それぞれ約2日間の競技をしていきます。

女子の方でもティーチングプロや大会成績優秀者は、最初の試験を免除してもらうことが可能です。

最終テストで上位になった20人がプロゴルファーとして認定されます。

ティーチングプロになる方法とは?

ティーチングプロになりたい場合は、書類審査や実技試験・講習会の参加が必要です。

男子プロを統括する日本プロゴルフ協会の場合、「PGAティーチングプロ」として資格を認定しています。

階級はA~Cの3階級があり、最初にC級資格を取得し、その後B級からA級と階級を上げていくのです。

受験資格は20歳以上で、最初に書類審査とプレ実技試験を行います。

協会に10年以上在籍する会員から推薦があった時やトーナメントプレーヤー会員の場合は、プレ実技試験を免除してもらうことが可能です。

次に実技試験と筆記試験・面接による審査があり、講習会に参加できる人が決まります。

 

B級講習会に参加できる人は、約26日間の講習会を受講します。

講習会は前期と後期に分かれ、それぞれ出席することが必要です。

レポート課題や実技試験・検定試験などを行い、その後、約4時間の入会セミナー講習を受けると、ティーチングプロB級の資格が取得できます。

A級の資格を取得するためには、さらに専門講習会を16日間受講することが必要です。

A級講習会に参加すると、ジュニア指導資格がとれます。

 

女子プロを担当する日本女子プロゴルフ協会でも、「LPGAティーチングプロ」として資格の認定をしています。

受験資格は「その年の1月1日時点で18歳以上」「高校卒業者ぐらいの学力を持っている」「日本国籍または規定に沿った永住者・日本の在留資格を持つ外国人」が条件です。

アマチュアなどの指導をしていくため、日本語での会話や読み書きが不自由ない人が条件にもなります。

認定試験では、最初に書類審査と常識などを問う面接試験・プレ実技試験を行うことが必要です。

ただし、5年以上協会に在籍する人やティーチングプロA・B級の人、全日本ゴルフ練習場連盟などの推薦があると、プレ実技試験は免除されます。

 

プレ実技試験では、166ストローク以内が通過の基準です。

それに合格すると、約2ヶ月後に実技試験が行われます。

これでも、166ストロークより少ない値で通過しないといけません。

最終審査は、約1ヶ月後に筆記試験を行います。

科目は「ルール」「基本ゴルフ教本」で、ルールテストでは60%以上の正解、基本ゴルフ教本テストでは80%以上の正解が必要です。

どちらも基準点を満たすと、ティーチングプロの資格が認定されます。

万が一、基準点に満たなかった人は、再試験を受けることが可能です。

それでも合格しない時は、翌年度に限り、実技試験が免除されます。

プロゴルファーには2種類ある!まずは、どちらを目指すか決めよう!

プロゴルファーにはツアープロとティーチングプロの2種類があり、それぞれ受験資格や受験方法が異なります。

ツアープロは成績を残せばプロ宣言できることもありますが、一般的にはプロテストを受けることになるでしょう。

ティーチングプロの場合は、面接試験や実技試験・講習会への参加が必要です。

これを参考に、プロゴルファーになる方法を理解してみてください。

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