ゴルフに使用する道具にはいくつも種類があり、初心者が一通り揃えようとするとどれを購入すべきか迷ってしまうこともあります。
初心者の自分に合っていない道具を選んでしまうと、思ったようにゴルフを楽しめないおそれもあるので、道具は慎重に選んで揃えることが大切です。
今回は、ゴルフ初心者が道具を購入する際に困らないよう、最初に揃えるべき道具や必要なものについて紹介します。
初心者に必要な道具の種類
ゴルフを始めるには、さまざまな道具を揃える必要があります。
道具の種類はいくつかあり、グローブやクラブ、シューズなどです。
手を守るための「グローブ」
初心者の場合、ゴルフ練習場に通ってボールを前に飛ばす練習から始めるケースが多いです。
そこで必要なのが手を守るためのグローブです。
どの程度の力で打てばいいのかわからないうちに何度かスイングすると、手の皮がむけていくおそれがあります。
グローブはクラブを握ったときにすっぽ抜けないよう、手をフィットさせるものです。
そのため、自分の手のサイズに合い、しっかりとフィットするグローブを選ぶようにしましょう。
これがないと始まらない!「クラブ」
クラブにはウッドやアイアン、パターなどさまざまな種類があります。
1つずつ揃えていくとかなりのお金がかかってしまうので、始めたばかりの人は初心者セットなどで揃えていきましょう。
セットであれば、コースを回るために最低限必要なクラブが揃っています。
初心者セットの場合はクラブをまとめて入れられるキャディバッグも一緒に購入できるケースが多いです。
個別に揃える必要がなく、どれを購入すべきかわからない初心者でも安心して購入できます。
コースに出るなら「シューズ」も必要
次に必要な道具はシューズです。
シューズはスイング中に足元がすべらないように作られています。
ソフトスパイクやスパイクレス、金属スパイクなどの種類があります。
これらはシューズの裏につけられたスパイクのタイプによって効果や性能が異なります。
ある程度ゴルフに慣れてくると、自分に合ったシューズはどのタイプなのかわかってくるでしょう。
道具以外に必要なもの
クラブやグローブ以外にも、ゴルフを始めるには必要なものがあります。
ゴルフを始める際のマナー「ウェア」
コースを周る際は守るべき服装のマナーがあります。
基本的な服装は襟付きシャツにロングパンツです。
そのため、必ずしもゴルフウェアを着用しなければならないわけではありません。
しかし、ゴルフウェアさえ持っていれば、マナーを守りつつ長時間のプレーも耐えられるので、あらかじめ揃えておきましょう。
「ボール」は複数必要
次は、ゴルフボールです。
ゴルフの場合、ほかのスポーツとは違って、初心者のうちはたくさんのボールを用意しておく必要があります。
コース上には池や林などもあり、初心者のうちはこのような障害物にボールを飛ばしてしまうことが多いです。
そのため、購入したボールはすぐに無くなってしまいます。
あまり慣れていないうちは、少なくとも1ダースのゴルフボールは用意しておきましょう。
そのほかに必要なもの
スイング時にボールを乗せておくティーやグリーンの上で自分のボールをマークするマーカー、ラウンド中の荷物を入れるバッグなども必要です。
ゴルフ初心者の道具の選び方
クラブ選びは肝心
ゴルフで使用する道具のなかでも、特に肝心なのはクラブです。
ボールを前へ飛ばすことはもちろん、身体への負荷も考えて選ぶ必要があります。
クラブを選ぶ際のコツは、身長と体格に合ったものを選択することです。
クラブの長さ自体はどれもあまり差はありませんが、ヘッドとシャフトには違いがあります。
たとえば、5番アイアンの場合、身長170cm以下の人であればライ角度(シャフトと地面の間にある角度)は60度前後が適しています。
身長・体格に合ったクラブを選ぶことにより、正しいスイングでボールを打つことも可能です。
ゴルフボールにもこだわりを持とう!
ゴルフボールにも選び方があります。ボールの場合は硬さを基準に選ぶことが大切です。
ボールはクラブのヘッドが当たったときに衝撃によってつぶれ、元の形へ戻ろうとする反発力によって飛んでいきます。
ただし、つぶれすぎると反発力が低下するおそれがあるので、自分の力に合わせて選ぶ必要があります。
そのため、ヘッドスピードの早い人はボールがつぶれすぎない硬め、遅い人はつぶれやすい柔らかめのものを選ぶようにしましょう。
ゴルフショップなどで売られているボールには、適正なヘッドスピードが記載されているので参考にできます。
あまり高級な道具から手を出さないことが大切
ゴルフ初心者のうちは、あまりに値段の高い道具を揃えすぎないようにしましょう。
クラブのスイングに慣れていないと、ヘッドを地面に強くこすって破損させてしまうことや、ボールを無くすケースが多い傾向にあります。
そのため、初心者用に販売されている安い道具から揃えていき、少しずつ自分に合ったものを選んで購入することが重要です。