【稲見萌寧プロ】女子ゴルフ東京五輪代表!強さの秘密に迫る!

飛ぶ鳥を落とす勢いで日本女子ゴルフツアーでも大活躍の稲見萌寧プロが、2021年夏に開催される東京オリンピックの代表選手に選ばれました。

本記事では、そんな稲見プロのプロフィールや今までの成績、そしてプレースタイルとその強さの秘訣について詳しく解説していきます。

稲見萌寧プロのプロフィール

稲見プロは東京都豊島区出身で、1999年7月29日に生まれました。

お父さんに打ちっぱなしに連れて行かれたのをきっかけに、10才の時から本格的にゴルフに取り組み始めたそうです。

その後、メキメキと頭角を表し、学生時代から多くの成績を残しています。

そして、2018年にLPGA会員90期生としてプロテストに合格し、翌年の2019年度にLPGA新人賞を獲得しました。

 

現在は日本ウェルネススポーツ大学に在学中で、現役大学生プロゴルファーとして活躍しています。

また、都築電気所属で、ツアープロコーチの奥嶋誠昭と2019年から師弟関係を結んでいるようです。

稲見萌寧プロの成績

2021年度、大活躍の稲見プロですが、小学生の頃からその強さは健在だったようで、2012年に「関東小学生ゴルフ選手権」で優勝しています。

また、中学校に上がってからは、2014年の「関東中学ゴルフ選手権春季大会」で優勝しています。この時、稲見選手は14才でした。

 

翌年に出場した女子ゴルフツアー「中京テレビブリジストンレディスオープン」では見事10位タイでフィニッシュし、初のローアマチュアを獲得しました。

学生時代に出場した女子ツアーでは、合計で3度のローアマチュアとして表彰されています。

加えて、2016年前期から2017年度の間、ジュニアゴルフのナショナルチームとしてJGA派遣国際協議にも出場し、世界の選手とも戦ってきました。

2018年にプロテストに合格後、翌年の2019年に「センチュリー21レディスゴルフトーナメント」でプロとして初優勝を飾りました。

この時、外してしまったらプレーオフに絡れこむ、という苦しい状況でのバーディーパットが残りました。

しかも、3mという入れごろ、外しごろな距離。そのバーディーパットを見事決め、初優勝をもぎ取りました。

また2021年度は6試合優勝しており、賞金ランキングも¥140,250,216を獲得して、小祝さくらプロに続いた2位をキープしています。(7月15日現在)

稲見萌寧プロの強さの秘密

学生時代から頭角を現していた稲見プロ、その強さの秘密とはどんなところにあるのでしょうか?本記事では3点に注目したいと思います。

練習の虫

稲見プロは練習の虫と呼ばれ、365日、毎日休まず練習を重ねるそうです。

一日何時間も練習し、日によっては10時間も練習場にいることもあるそうです。

普段から、プライベートの時間はゼロだと語る稲見プロ。

それでも、ゴルフが楽しいから、ハードな練習やトレーニングを毎日10時間続けられると言います。

プロゴルファーとして第一線で活躍するためには、稲見プロのようにゴルフを好きで、いくらでも練習できるというマインドが必要なのかもしれませんね。

トレーニングで培われた強いフィジカル

稲見選手は、アメリカでの試合経験をもとに、体力面の必要性を強く感じたそうです。

女子ゴルフは年々、試合の総距離も増えており、強い筋肉が必要な飛距離だけでなく、4日間全力で戦える体力作りに励んだとインタビューで答えています。

2020年の冬から、パーソナルジムに通い、ウェイトトレーニングや、キックボクシングを取り入れたトレーニングをしたりと、全体的な筋力の向上に努めました。

その結果、筋力とともに体重も増え、今までよりも重い球が打てるようになったと言います。

また、体力がついたことにより、今までよりも疲れにくくなったとも話しています。

疲労回復が早く行われることにより、頭が冴えたままコース戦略を立てることもできるようになり、強いボールと計算されたコース戦略をものにすることができたのでしょう。

スイングの再現性

そんな稲見プロのゴルフ界でも1位2位を争う練習量と、フィジカルトレーニングが彼女の効率のよく、安定したスイングを可能にしました。

永久シードを獲得し、レジェンドとも呼ばれる樋口久子プロは、稲見選手のスイング、特にスイングの再現性の高さに強さの秘訣があると言います。

どんな状況下でも同じスイングを繰り返し、どんな芝のコンディションでも安定した球を打つことができるというのはプロゴルファーでも難しいことの一つですが、稲見プロはそれが突出しているようです。

そして、その稲見プロの「スイングの再現性」には並ならぬ努力が隠れていると樋口プロは言います。

このような、稲見プロの地道な日々の努力が今年の大躍進に繋がっていると言えるでしょう。

稲見萌寧プロのプレースタイル・その特徴

このように、努力でさまざまな技術を手に入れてきた稲見萌寧プロ。

彼女はどのようなプレースタイルを貫いているのかにも焦点を当てていきたいと思います。

正確なショット

稲見プロは、平均ストロークが70.362で女子ゴルフ界で1位です。また、平均パーオン率も73.674%で3位に立っています。

平均ストロークが2アンダーというのは簡単そうにも見えますが、レギュラーツアーでは、毎週違うコースで開催されます。

一つひとつ違った戦略を立てなければならず、天候や季節で変わってくるコースの特徴や、得意・不得意なコースもある中で、この平均ストロークは驚異的だと言えるでしょう。
そして、上記で述べた「スイングの再現性」が70%以上の高いパーオン率を可能にしています。

稲見プロは、ショットの中でもアイアンを得意にしており、2ヤード刻みで距離感をコントロールできるそうです。

インパクトのあたりでフェースをコントロールすることができ、その一瞬の間に距離感の調整をすることができると話しています。

努力も人並外れた稲見プロですが、ゴルフの神様に愛されていると言っても過言ではない才能も持っているようですね。

バーディー数の多さ

驚異的なパーオン率に加え、稲見プロはパターも安定しており、平均パット数は1.774で6位です。

そのため、1ラウンドでの平均バーディー数は3.56で女子ゴルフ全体を見ても3位にランクインしています。

パーオン率が高いために、バーディー数が必然的に多くなることにも納得できますが、元々のパター技術が高くないとバーディーを取ることは難しいでしょう。

稲見プロの努力で手に入れた再現性の高いスイングが、どんな状況下でも高い率でパーオンすることを可能にし、安定したパターで多くのバーディーを獲得しています。

安定した飛ばし屋

スイングが速く、ツアー内でも飛ばし屋と言われる選手は、ボールのコントロールが課題なプレーヤーも多いですが、稲見プロの場合は飛んでも曲がりません。

トレーニングで手に入れたコアと呼ばれる強い軸や、鍛えられた下半身の強さが、速いスイングで効率よく飛ばしながらも、安定性も手に入れることを可能にしています。

安定した強いスイングから繰り出されるフェードボールは、飛ばしながらもしっかりとコントロールされています。

そして、その安定性が74.026%という高いフェアウェイキープ率を叩き出している秘訣でしょう。

努力の人・稲見萌寧プロ

学生時代から強かった稲見プロですが、その裏には毎日10時間の練習、というとてつもない練習量が隠されていました。

昨年からはフィジカルトレーニングにも今まで以上に力を入れ始め、その成果が結果として2021年度の6勝という素晴らしい成績に現れたのではないでしょうか。

夏の東京オリンピックにも代表選手として参加することが決まり、今季絶好調の稲見選手。オリンピックでの活躍も期待でき、とても楽しみですね。

そして、オリンピックの大舞台を経験し、これからの女子ゴルフ界を引っ張ってくれるような、より強い選手になってくれるのではないでしょうか。

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研究によると、練習環境はスポーツの上達に重要な役割を果たします。特にゴルフでは、さまざまなコースの地形や風の条件を体験することが、実戦的な技術向上につながるとされています。

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もちろん、どんな練習環境も自身の努力なしでは意味をなしません。しかし、適切な場所での練習は、その努力をより効果的なものに変える力を持っています。

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