ゴルフを覚えたばかりの初心者だからこそ、クラブは慎重に選ぶ必要があります。
ゴルフの腕を上達させるためにも、初心者が買ってはいけないゴルフクラブについて学びましょう。
安いゴルフクラブはフォームに悪影響をもたらす
出所がわからない激安品は避ける
初心者にありがちな失敗として、できるだけ安く済ませようと激安品を買ってしまうことが挙げられます。
ゴルフクラブは様々な製品が市販されていますが、中には無名のメーカーが作った激安品も混ざっています。
まだ覚えたての初心者だから安物で構わない、ということはありません。
むしろ、どこが作ったのかわからない粗悪品を使ってしまうと変なクセが付いてしまい、ゴルフの腕が上達しない可能性があります。
また、安物は粗悪な素材で作られているので脆く、わずかな衝撃で折れたり曲がったりすることも珍しくありません。
何度も買い替える羽目になり、却って出費が嵩むこともあるのです。
バラ売りの中古品も避ける
ゴルフクラブの中古品を買うのはベテランのゴルファーでも普通に行っていることなので、初心者が中古品を買っても間違いではありません。
しかし、いくら安くてもバラ売りの物を買ってはいけないとされています。
バラ売りのクラブの多くは元々がセット販売されていた物であり、そこから状態が良い物を販売しているのです。
ゴルフクラブは同じメーカーであっても型番によって細かい部分に違いがあります。
そのため、バラ売りの中古クラブで必要な本数を揃えるとそれぞれに微妙な差異が生じるのです。
ゴルフに慣れているベテランならともかく、覚えたての初心者がクセの異なるクラブをいくつも使うとフォームが崩れてしまい、いつまでもゴルフが上手になりません。
クセが強いプロ仕様や破損歴があるクラブも不向き
アスリートモデルはベテランでも扱いが難しい
プロゴルファーが愛用しているゴルフクラブと同じモデルの製品を使えばテクニックが上達すると考えてしまうのは初心者にありがちなミスです。
高額なゴルフクラブは様々な工夫が施されたデザインなので、優秀なプロゴルファーが使えばボールの飛距離を伸ばすことができます。
しかし、プロ向けのクラブを使いこなすには基本的な技術の習得が不可欠です。
フォームを保つこともままならない初心者がいきなりアスリートモデルのクラブを使っても、ボールを飛ばすことすらできません。
高級なゴルフクラブはプロゴルファーでも完璧に使いこなせるとは限らないほど扱いが難しい物が少なくありません。
そのため、経済的に余裕があったとしても初心者が買ってはいけない物であると断言できるのです。
一度壊れたゴルフクラブは絶対に使ってはいけない
初心者が買ってはいけないゴルフクラブの中でも破損歴がある物は特に注意しなければいけません。
少しでも曲がったりヘッドが欠けたクラブをそのまま使い続けていると、気づかないうちにフォームが崩れてしまいます。
ボールの飛距離も伸びないので、傷んだゴルフクラブは廃棄するのが正しい対処法です。
しかし、稀に悪質な業者が少し曲がった程度のゴルフクラブを直して販売するケースがあります。
見た目は綺麗に仕上がっていても、破損したゴルフクラブは力のかかり具合に大きな歪みが生じているのでゴルフを打つのに不向きです。
特に初心者が修理済みのゴルフクラブを使うと間違ったフォームを覚えてしまいます。
フォームを間違って覚えると矯正が大変なので、どんなに安くても手を出してはいけません。
怪しい激安品や扱いが難しいアスリートモデルは使わないのが賢明
ゴルフクラブとひと口に言っても種類は様々ですが、初心者が買うなら金額よりも自分の手に馴染み、長く使い続けることができる製品を選ぶのが最適と言えます。
多少は割高でもフォームが安定するクラブを使えば、自然にゴルフが上手になるのです。
安いだけの粗悪品や、プロでも扱いが難しいアスリートモデルは却って成長の妨げになるので避けることを心がけます。