日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯に出場した選手のクラブセッティングは、どのようなものなのでしょうか?
クラブセッティングの重要性
ゴルフにおいてクラブセッティングは、どれほどの重要性を持っているのでしょうか?
クラブセッティングとは、コースに持っていくクラブを選択することを指します。
ただ自分の好みなどでクラブを決定するのではなく、コースを攻略するために最適なクラブを厳選してキャディバッグに入れます。
このクラブセッティングの段階でミスをすると、取り返しがつかないため慎重に選ぶ必要があります。
ラウンドに持ち込むことが許されるクラブは14本までというルールがあります。
14本という限られた枠の中で、自分のコンディションや天候、コースなどに合わせてクラブを決定します。
クラブセッティングはしっかりと取り組むことで、自分の苦手なクラブや得意なクラブを把握することができます。
自分の得意不得意を理解すると、苦手なクラブをセッティングから外すことができるので実際のプレーでミスを減らせるでしょう。
プロ選手はコースや天候条件など、様々なデータをもとにクラブセッティングを行いますが、選手それぞれにこだわりがあります。
同じメーカーで統一して揃えたり、クラブのスペックをもとにバランスよくチョイスすることが多いです。
アマチュア選手もプロのセッティングを参考にして、自分のクラブセッティングを見直したり日々勉強しています。
クラブセッティングはスコアに直接影響する重要な要素といえます。
出場選手のクラブセッティングは?
コニカミノルタ杯に出場する松田鈴英のクラブセッティングを詳しく紹介します。
ドライバーはブリヂストンのJ815、フェアウェイウッドはブリヂストンのツアーBJGR、ユーティリティーはブリヂストンのツアーB JGR HYのツアーBJGRHY、5番〜9番アイアンはブリヂストンのツアーBX-CB、ウェッジはブリヂストンのツアーBXW-B、パターはオデッセイのオーワークスRライン、ボールはブリヂストンのツアーBXを採用しています。
ブリヂストンのツアーBXのゴルフボールは、タイガーウッズなど多くのプロのゴルフプレイヤーが使用しています。
2019年全英女子オープンを日本人として42年ぶりに制覇した渋野日向子選手、その注目のクラブセッティングを詳しく紹介します。
ドライバーはPING(ピン)のG410プラス、フェアウェイウッドはPINGのG410、ユーティリティーはPINGのG410ハイブリッド、アイアンはPINGのi210アイアン、ウェッジはPINGのグライドフォージド、パターはPINGのシグマ2 アンサー、ボールはタイトリストのProV1を採用しています。
このように渋野日向子選手はPINGのクラブで統一していることが大きな特徴です。
PINGのクラブは世界でも性能に定評があり、日本でも注目を集めています。PINGのクラブは高い技術力を駆使し高品質にこだわっているため、アマチュアからプロの選手までおすすめです。
2010年に女子プロになり、2017年には「ヤマハレディースオープン葛城」で日本ツアー初優勝をとげたイミニョン選手のクラブセッティングを詳しく紹介します。
ドライバーはテーラーメイドのM5、フェアウェイウッドはテーラーメイドのM5・M6、ユーティリティーはテーラーメイドのRSITPUDI、4番-PWアイアンはミズノのJPX、ウェッジはタイトリストのボーケイ、パターはオデッセイのオーワークスRラインS、ボールはタイトリストのProV1を採用しています。
イミニョン選手のクラブセッティングの特徴は男性顔負けのハードスペックという点です。
コニカミノルタ杯はクラブセッティングにも注目!
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯は優勝賞金3,600万円のビッグトーナメントです。
歴史ある大会として多数の有名選手が出場する人気の大会ですが、選手のクラブセッティングにも注目してみてください。
選手こだわりのクラブセッティングをみると勉強にもなるし、ただ観戦するよりもより深く試合を楽しむことができます。