テーラーメイドはアメリカの高級ゴルフメーカーですが、製品によって評価に違いがあるのが特徴です。
ゴルフの腕を上げるためにも、良質なゴルフ用品の選び方を学びましょう。
テーラーメイド製品への評価について
メタルウッドのドライバーはボールが飛びやすい
テーラーメイドはアメリカのゴルフメーカーであり、木製が当たり前だったドライバーのヘッド部分に金属製の部品を使ったメタルウッドを開発したことで知られています。
メタルウッドは木製のヘッドと比べるとボールの飛距離が長いのが特徴であり、力強く飛ばすのに最適です。
ゴルフはフォームが整ったうえで力の配分が均一でなければどんなに力を入れてもボールの飛距離は伸びません。
しかし、メタルウッドは元々ボールが飛びやすいように設計されているので、ゴルフ初心者でもボールを遠くまで飛ばせる爽快感を楽しむことができるのです。
そのため、飛距離を稼ぎたい人や豪快なゴルフを楽しみたい人にはテーラーメイドのドライバーは最適な一本と言えます。
シリーズごとの評価には大きな差は無い
テーラーメイドは自社ブランドシリーズであるテーラーメイドゴルフの他、アシュワースやアダムスといった別シリーズも展開しています。
かつては大手スポーツメーカーのアディダスの傘下だった関係からアディダスゴルフのシリーズを扱っていたこともありました。
ドライバーをはじめとするゴルフクラブに対する評価として、同シリーズ内においては大きな差はありません。
テーラーメイドを例に出せばドライバーのMシリーズは初代の1から始まって複数の種類が販売されています。
それぞれ形状が少しずつ異なりますが、どのドライバーも評価の内容はほぼ同じであり、特定のシリーズだけが極端に異なるということはありません。
これはシリーズの基本設計が確立している証明であり、固定客も感想が変わりにくいためです。
別ブランドのシリーズへの評価とドライバーの上手な扱い方
別ブランドのシリーズは評価の差が大きい
同じテーラーメイドのブランドでありながら、アシュワースやアダムスなどの別シリーズはテーラーメイドシリーズと比べると評価の差が大きい傾向があります。
テーラーメイドに慣れている人はアシュワースやアダムスを使いにくいシリーズと酷評し、それらのシリーズの愛用者もテーラーメイドへの評価は低くなっているのです。
ゴルフクラブとしての品質や機能は甲乙つけがたく、特定のシリーズや製品が極端に劣悪というわけではありません。
しかし、上質な製品でありながら評価が高くないのはゴルファーのフォームや技術力に適さないためです。
ドライバーをはじめとするゴルフクラブは似たような形状であっても少しずつデザインや重さが異なるので、それぞれの使い心地が大きく変わるのです。
体に適した大きさで手に馴染む一本を選ぶのが上手に扱うコツ
どのシリーズも基本的には使いやすく、ボールを上手にコントロールして遠くまで飛ばすことができます。
しかし、実際にゴルフクラブを持ってボールを打つ人にとって、自分の体にぴったりの形状でなければ優良な一本とは言えません。
評価が低いゴルフクラブは製品そのものが悪いのではなく、ゴルファーの体に合わなかったのです。
ゴルフクラブの良し悪しは値段やブランド名ではなく使い心地で決まります。
自分の体に丁度良い大きさや重さでなければどのような高級クラブでも評価が低くなるのは当然の結果なのです。
グリップが手に馴染み、振ってもフォームが大きく崩れない適度なサイズであることが高品質なクラブとして評価される条件です。
そのため、ゴルフクラブを購入する際は実際に手に持ち、自分の体に丁度良いサイズであることを確認する必要があります。
評価の良し悪しは個人の感想であることを把握する
テーラーメイドは高品質なゴルフクラブを作るメーカーとして高く評価されています。
日本でも多くの愛好者がいますが、他人の評価はあくまでも個人的感想であり、ドライバーをはじめとするゴルフクラブの性能を客観的に示してはいないことを把握しなければいけません。
ドライバーなどのゴルフクラブは自分の体に丁度良いサイズの物を選ぶことが大切です。
そのため、他人の評価はあくまでも参考程度に留め、自分の体で良し悪しを判断するように心がけます。