ゴルフの打ちっぱなしは、やり方によっては高いダイエット効果が期待できます。
ここでは、多くのカロリーを消費するための打ちっぱなしのポイントをご紹介します。
いつも同じペースで長く続けよう
同じペースでの運動を定期的に継続することは、どんなダイエットでも効果を上げるためには鉄則です。
初めのうちは特に、負荷の大きさは気にせず、自分のできる範囲で長く続けられる方法から始めましょう。
その点ゴルフの打ちっぱなしは、一回のスイングに大きな負荷があるわけではない分、初心者でも始めやすく、しかも継続しやすいのでおすすめです。
ゴルフ1球打つことで約1キロカロリーの消費
一般的に、ゴルフの打ちっぱなしでは、ボールを1球打つことで約1キロカロリー消費されると言われています。
この数字だけを見るとカロリー消費量が少ないように感じるかもしれませんが、1時間で約200球打てば200キロカロリーの消費です。
これは1分間に約3球というハイペースで打ち続けることになります。
もしこのペースを維持すれば、ウォーキングのカロリー消費量とほぼ互角になりますので、ゴルフの打ちっぱなしもダイエットと言えるでしょう。
重要なのはフルスイング
とはいえ、やみくもにボールを打ち続ければダイエットできるわけではありません。
最初は1分間に2球打つぐらいのつもりで、正しいスイングを身につけましょう。
クラブをしっかり最後まで振り切ることを心がけてください。
フルスイングすることで全身を使うため、ダイエット効果が上がります。そして、自分なりにスイングが固まってから、徐々に打つペースをあげていきましょう。
途中でベンチに座るなどの休憩を入れず、1時間同じペースで打ち続けられるのが理想です。
週2回以上は練習場に通おう
この打ちっぱなしの練習を、週2回1時間以上のペースで定期的に行うことが理想です。
これによって継続的に一定量のカロリーが消費されるので、ダイエットになります。
ドライバーかアイアンの練習を中心に
ゴルフのクラブにはいろいろな種類がありますが、特に全身をフルに使ったスイングが求められるのはドライバーとアイアンです。
この2本どちらかを使って打ちっぱなしをすると、多くのカロリーを消費できる効果的な運動となり、ダイエットに繋がりやすいです。
カロリー消費量としては、ドライバーのフルスイングで1.2キロカロリーの消費、アイアンを使うと1.1キロカロリーの消費ができるといわれます。
もちろんゴルフでは、アプローチやパターの練習も大事です。
しかしダイエット効果を重視するのであれば、打ちっぱなしではドライバーやアイアンを使ってきちんと振り抜く練習を大事にしてください。
ドライバーやアイアンのような長いクラブを最後まで振ると、自然と腰が回転するため、ウエストのくびれにも効きます。
ボールの飛び具合より、体幹を意識して、全身を使った正しいスイングに気をつけるようにしましょう。
朝食前に打ちっぱなしに行く
ゴルフの打ちっぱなしでダイエット効果を高めるには、練習場に行く時間帯も重要です。
できるだけ朝、打ちっぱなしに行きましょう。特に朝食前がおすすめです。
なぜなら、朝食前に運動をすると脂肪が多く燃焼されるからです。
朝食前にゴルフの打ちっぱなしをするとダイエットに効果的な理由
人間の脳というのは、血糖値が高いとお腹が満たされていると感じ、低いと空腹感を感じます。
朝食前というのは夕食から長時間経っているため、血糖値が低く、空腹状態といえます。
この状態で運動をすると、糖からエネルギーを摂取しようとはせず、脂肪から摂ろうとするのです。
そして結果的に、脂肪が多く燃焼され、消費カロリーは20パーセント上がりますし、基礎代謝も10パーセントもアップするのです。
人間は寝ている間は何も飲めないため、朝起きたら水分補給だけはしっかり行う必要がありますが、ダイエットのためにはゴルフの打ちっぱなしに行ってからゆっくり朝食を楽しむのがおすすめです。
朝食前の運動はその日の代謝をアップさせる
また、朝食前に運動をすると、交感神経が活発化するため、その日1日中カロリーの燃焼量が多くなり代謝も上がります。
つまり、朝食前にゴルフの打ちっぱなしへ行くことは、ダイエットへの近道なのです。
ゴルフの打ちっぱなしは、やり方次第でカロリーを多く消費できる効果的なダイエット方法
朝食前に、継続的に練習場へ通い、打つペースを維持しながら全身を使ってクラブを振りぬくことを心がけつつ打ちっぱなしをしましょう。
これにより、たくさんのカロリーを使うだけでなく、ゴルフの腕前も上がります。
ダイエットもできてゴルフも上手くなれる、まさに一石二鳥のゴルフの打ちっぱなしを、ぜひ活用してください。