上達するために、ゴルフのレッスン教室に通うという人は多いでしょう。
ただし腕前によって通うと良い期間があるため、この記事ではおおよその日数について触れています。
まったくの初心者の場合
ゴルフクラブに触れたことがない、あるいはルールがわからないといったレベルの人がいます。
いわゆる「ズブの素人」がレッスン教室に通うなら、期間としては二年ほどを目安にしましょう。
もちろん運動が得意な人や覚えが早い場合なら、もう少し短くて構いません。
ただ二年の根拠として、一説に言われている「悪癖を改善するには、二万回の正しいスイング練習が必要」という言葉が基になっています。
一日に二百回のスイング練習を毎日できるなら百日で終わります。
しかし適当にやるならともかく、求められているのは「正しいフォームで行うスイング」です。
それを毎日ですから難しいです。
ところが一週間に一度、レッスンの専門家に見てもらいながらなら、できる人が多いのではないでしょうか。
それから初心者がレッスン教室に二年通うと良い理由は、さまざまなマナーやルールを覚える必要がある点が挙げられます。
ゴルフは単にボールを打ってカップインすれば良いものではないです。
落ちている葉っぱの扱いでさえ、厳格なマナーやルールが設けられています。
あまりにマナーが悪いと、ゴルフ場に入れなくなるといったケースは珍しくありません。
おまけに将来何かしらの大会に参加したいと考えているなら、使っても良いゴルフクラブに関しての知識が求められます。
そこで無理なく正しいスイングを覚えつつ、マナーやルールを学んでいくためには、二年くらいがちょうど良いとされています。
上、中級者がゴルフのレッスン教室に通う期間
アマチュアの人でもコンスタントに百を切れる人は珍しくありません。
中でも八十や七十台のスコアを出せるなら、その人は上、中級者と言って差し支えがないでしょう。
このような人がゴルフレッスン教室に通う期間についてですが、初心者の人たちとは違い、具体的な日数を挙げることができません。
理由はこのレベルの人がなかなか上達しない多くの原因が、技術的なことより筋力や使っているゴルフクラブにある場合が一般的だからです。
あるいはここ一番で手が震えるなど、メンタルの部分が大きく影響していることがあるのです。
特に筋力が足りない人は地道にウェトトレーニングをするしかなく、何年かかるかわかりません。
それに対してゴルフクラブやメンタルのせいなら、レッスンプロにアドバイスを受けるだけで解決することがあります。
反対に一生現状維持のままの人や、スコアが落ちるケースもゼロではありません。
さらに言えばゴルフは奥深い競技で、プロでさえ極めるのは難しいです。
上を目指せばキリがないので、アマチュアの場合はどこで妥協するのかが大切になってきます。
そのためゴルフのレッスン教室に通う期間は、「自分が満足するまで」にすれば良いでしょう。
また目標をきめて、そのスコアを一回でも切ることができたのなら、その時点で通うのをやめるという方法があります。
それから上、中級者のゴルフレッスン教室の中には、あらかじめ回数や期間が決められているところがあるのです。
このようなところの多くは、上達するためのポイントだけを教えてくれます。今さらマナーやルールについて触れる必要がないからです。
おかげで必要な知識を覚えることに集中でき、意外とスコアが伸びる人は少なくありません。
ゴルフのレッスン教室に通う期間
マナーやルールといったことから教わらなければいけない初心者なら、二年間を目安にしておくと無理なくレッスン教室に通えます。
それに対して上、中級者の場合は一概には言えないので難しいです。
強いて言えば目標を立ててみたり、レッスンプロに相談してみたりしましょう。
いずれにしても、自分が納得するまで通うのが一番良いです。